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ダイカスト金型の重要性とトラブル
2012.08.21
【ダイカスト】
ダイカスト金型はダイカストにおける3要素のひとつです。
ダイカストの3要素とは、アルミや亜鉛などの鋳造用合金、成形するためのダイカストマシン、製品形状を決める金型があります。
ダイカスト金型は製品としての形状を与える役割と希望のカタチに鋳造用の合金を凝固させる働きがあり、とても重要です。
また金型により寸法精度や外観品質も左右されることがあります。
金型には寿命があり、例えばアルミダイカストでは数千~数十万ショットが寿命の目安になります。
この寿命に関係しているのが、鋳造方法とトラブルによるものです。
アルミダイカストではアルミニウムの溶解温度が高くなるため、溶解温度の低い亜鉛よりは寿命が早くきます。
その他にも金型は高速・高圧で溶湯が充填されるため急速に熱せられます。
そして、冷水や離型スプレーなどにより急冷されるなど、金型にとっては厳しい環境下で製造がおこなわれます。
そのため金型はあらゆる損傷を受けることがあります。
それが金型に起こるトラブルです。トラブルには、損傷まではいかずとも熱変形やかじりなどが発生し、製品の寸法精度や外観などが損なわれるようになります。
製品の形状を決める金型はダイカストを含めた金属加工ではとても重要です。
また、処々のトラブル対策にも十分に気を配らなければいけません。
太陽パーツでは、長年培った技術をもとにトラブルの少ない金型製作を行っております。
また、金型費用が従来の半額になるエコダイカストのご提案などお客様にメリットのあるサービスをお届けしております。
詳しくは太陽パーツまでご相談ください。