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プラスチック射出成形と金型温度の調整~生産効率を上げるためには~
2012.08.31
【加工について】
太陽パーツでは、非鉄金属のダイカスト技術を得意としています。
そのダイカスト鋳造にも使用している金型システムは、樹脂であるプラスチックの射出成形にも使用されています。
太陽パーツのカセット金型システムは、縦35mm×横60mm×10mmまでの製品が可能な精密カセット金型システムです。
プラスチックの射出成形で良い製品を得るためには、金型の温度調整が重要になります。
アルミダイカストや亜鉛ダイカストでも金型温度の調整は重要ですが、それはプラスチックも同様です。
金型温度が低くなり過ぎると溶融プラスチックは硬くなります。
そのため、金型の中を溶融プラスチックは上手く流れないため、キャビティ部への充填がされにくくなってしまいます。
逆に金型温度を高くし過ぎると、溶融プラスチックが冷えて固まるまでにかかる時間が長くなってしまいます。
つまり、プラスチックの射出成形には金型温度の調整が、生産効率を左右します。
金型温度の調整が適切であれば、よりリードタイムの短縮につながり、生産効率も上がるため、コスト削減にもつながります。
太陽パーツでは、長年の経験のもと、プラスチック射出成形においても生産効率の高い技術でお応えいたします。
また、エコダイカスト同様、お客様にはキャビティー部のみの金型のご負担となりますので、金型製作費用は従来の半分です。
生産効率の高い、コスト削減に有効的な技術をお求めの方は、ぜひお気軽に太陽パーツまで一度ご相談ください。