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最適な金属素材選びも金属加工の重要な工程
さまざまな金属加工に対応している太陽パーツですが、お客様のご要望に合わせた金属素材選びも合わせてお気軽にご相談ください。
例えば、まだ製造実績のない製品で、どの金属を利用しようか迷っている場合、最適な金属素材をお選びいたします。
製品の形状などによっては、金属加工の方法が異なるため、加工する金属素材を選びます。
例えば、金属素材は金属加工の種類に応じて、大きく5種類に分類することができます。
◆鋳造用金属素材
◆鍛造用金属素材
◆機械加工用金属素材
◆粉末成形用金属素材
◆押出し引抜き用金属素材
このように分けることができます。
鋳造用金属素材の場合であれば溶解しやすい融点の低いものが求められます。
これは融点が高ければ金属素材を溶解するのに時間もコストもより多くかかってしまいます。
高温の溶湯は金型への負担も大きくなるためより大量生産をするには融点の低いものの方が有利になります。
そのためアルミニウムと亜鉛であれば融点の低い亜鉛の方がより多くのショット数が可能になります。
その他の金属素材であれば、鍛造用は延性や熱間延性の良いモノが選ばれます。つまり叩いて延びやすいものが最適になります。
機械加工用は主に構造材に使用されることが多いため強度が高くなおかつ加工性のよいものが選ばれます。
そして粉末成形用では鋳造用とは別に粉末が解けない高融点の金属が選ばれます。押出し引抜き用は熱間での加工が多くなるため熱間延性に富んだものが好まれます。
太陽パーツではお客様の製品に適した金属素材の提案から、それに対する金属加工まであらゆることに対応しております。
金属素材選び、金属加工法にお悩みの方はぜひお気軽に太陽パーツまでご相談ください。