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鍛造加工について
2012.10.16
【機械加工】
金属素材の塊を押したり叩くことで圧縮成形する方法を鍛造加工と呼びます。
鍛造加工には自由鍛造・型鍛造・回転鍛造の主に3種類の加工法にわけることができます。
自由鍛造では、熱間鍛造と冷間鍛造があります。
熱間鍛造では、素材を様々な形状に変化させ、特定の方向に弱い部分を無くす鍛錬を行います。
また冷間鍛造は工具を使用し、金属素材を挟んで押しつぶすアップセッティング、ネジやボトルなどの頭頂部を成形するヘッディングを行うことができます。
また、型鍛造にも同様に熱間鍛造と冷間鍛造があります。
熱間鍛造では半密閉型鍛造という成形法があります。
密閉型鍛造では余分な体積を逃がす部分がないため、余分な体積を型から逃がせる半密閉型鍛造の方法が利用されています。
型鍛造においては冷間鍛造が多く利用され、エンボス加工やコイニングと呼ばれる加工法があります。
その理由としては冷間鍛造は加工後の金属材料の肌が非常にきれいに仕上がるためです。
さらに、回転鍛造では素材を回転させながら冷間加工を行います。
回転鍛造では形状を変形させると同時に硬度や強度も増加させることができます。
ネジ等の部品を作る際、リング状の部品を作る際などに回転鍛造は利用されています。
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