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【金属加工】プレス加工の3つの加工プロセス
2012.12.03
【プレス加工】
金属板を塑性変形させる金属加工法、プレス加工。
プレス加工は材料のロスなどが少なく、金属加工においてはとても重要な加工法です。
プレス加工には大きくわけて3つの加工プロセスがあります。それが、せん断加工、曲げ加工、絞り加工になります。
●せん断加工
せん断加工では、金型に金属板を挟み込み切断をする加工法です。
特にせん断加工にはブランク加工というものがあり、金属素材を加工単位にするブランク板をつくる作業も、せん断加工になります。
せん断加工にはブランク加工を含め、穴あき加工や総抜き加工などがあります。
●曲げ加工
金属板を曲げる加工を行います。曲げ加工には様々な曲げ方により加工名が異なります。
中でも典型的な曲げ加工にはV曲げ・L曲げ、U曲げ、Z曲げ加工があります。その他にも曲げ加工には様々あります。
●絞り加工
ブランク板を使用し円筒形や各筒形に絞る円筒絞り加工、角筒絞り加工が代表的な絞り加工になります。
その他にも絞り加工には様々な加工法があります。
プレス加工ではこの3つの加工プロセス、さらにそれぞれには細かな加工法の違いがありますが、これらの加工を組み合わせることで成形していく方法になります。
そのため、一度に多くのプレス加工を行い、プレス回数を減らして成形することが生産性の向上にもなります。
太陽パーツでは、お客様にメリットのあるプレス加工をご提案いたします。
1個から試作にも対応しておりますので、まずはお気軽にプレス加工についてどのようなことでも、お気軽にご相談ください。