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熱的接合法のスポット溶接について
2013.01.28
【機械加工】
熱的接合法のひとつにスポット溶接という接合法があります。
スポット溶接は、例えば車の製造なども多く利用されている接合法です。
その原理は、金属板を重ねあわせ、溶接電極を圧着した板金に押し当てて電流を流します。
そうすることにより、圧着部分が電気抵抗熱を持ち、金属が溶けて接合されます。
この抵抗熱で溶け合った部分をナゲットと呼びれ、このナゲットの強度が接合強度になります。
スポット溶接は、溶接にかかる段取りや作業などの所要時間を短縮できる接合方法のため、重宝されている接合法です。
また、溶接時に気をつけなければいけないのが「スパッタ」です。
スパッタとは金属を溶け合わせる際に火花が散ってしまいます。この火花が金属材料のに付着することを言います。
実は、溶接火花がでること自体あまり良い現象ではないため、注意が必要になります。
太陽パーツでは、お客様の製品に合わせた接合方法をご提案いたします。
まずは、溶接で現在お悩みのこと、試されたいことなどお気軽にご相談ください。