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絞り加工について~円筒絞り加工・角筒絞り加工~
2013.04.15
【プレス加工】
金属板をパンチによりカップ状に絞る、絞り加工という加工法があります。
絞り加工を行う際には、金属板(ブランク板)をダイとシワ押さえ板で挟み込んだうえで行います。
絞り加工において、主な形状には円筒と角筒があります。円筒の絞り加工を円筒絞り加工、角筒の絞り加工を角筒絞り加工と呼びます。
円形の金属板を四周から均等に流入するのが円筒絞り加工、側壁の流入が大きいことから角形の金属板を使用するのが角筒絞り加工になります。
ちなみに、絞り加工時には”絞り比”を用います。
絞り比は【金属板の直径÷円筒底部の直径】で求めることができ、加工時に割れなどの問題が発生しない最大値を限界絞り比と呼びます。
この限界絞り比が大きいければ大きいほど、より深く絞り加工を行うことができます。
太陽パーツでは、プレス加工のひとつでもある絞り加工のご相談にもお乗りしております。
絞り加工には絞り比だけでなく絞り比に影響する要因などにも考慮して、加工を行います。
絞り加工のことで、お悩みやご不満なことをお抱えの方はお気軽に太陽パーツまでご相談ください。