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曲げ加工などの板金加工について
2013.08.19
【板金加工】
板金とは薄く平らに形成した鋼などの金属のことです。
また、板金加工とはその板金を常温で塑性加工させることを意味します。
広い意味で板金加工はスピニング(へら絞り)加工や、深絞り加工、フランジ加工、シャーリング、パンチまたブレーキプレス加工などの加工法が含まれます。
ブレーキプレス加工は板金を一定の角度に曲げる曲げ加工の機械で、比較的面積の大きい平板を曲げることができます。農業機械の外装や、自動車パーツなど広い分野で用いられています。
基本的に一定の角度でしか曲げることができないので、近代の自動車にあるような流線型の外装のための平板を作ることはできませんが、角度の大きい金型を用いて、少しずつ位置を変えながら何度も曲げ加工を施すことにより、相対的に流線型の金属材を作ることは可能です。
言うまでもなく、ブレーキプレス加工も一般のプレス加工と同じく、技術者の熟練が必要で、その仕上がりには優劣があります。ブレーキプレス加工には油圧式のものが多く、加工スピードや、下死点の位置、負荷荷重を自在に調整できるので、機械式のプレスブレーキに比べて多く用いられています。
動力は油圧によるために、注意を怠ると危険であり、他のプレスマシンと同様注意が必要です。
太陽パーツでは皆様の板金加工に対するお悩みや問題などもご一緒に解決いたします。
また、板金加工だけでなくあらゆる加工法を得意とするからこそ、最適な製造法、短納期、コスト削減など、お客様にメリットのある製造法をご提案いたします。