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5軸制御マシニングセンタについて
2013.11.18
【切削加工】
マシニングセンタも近年、目覚ましい進歩を遂げています。
5軸制御マシニングセンタとボール半径0.05ミリ×刃長0.1ミリのボールエンドミルを使って最少直径0.1ミリの微細切削加工技術が開発され、金型分野で、世界規模の競争が行われています。
5軸制御マシニングセンタとはXYZ軸に回転軸2軸を付加したものです。
3軸加工機は多面加工の場合、段取り換えが必要です。
また、アンダーカット部分の加工があれば加工プログラムで対応できない、水平な面を加工する場合、工具先端での加工になってしまうといったデメリットがあります。
これが5軸加工マシニングセンタであれば、テーブルが回転するためワンチャッキングで多面加工ができます。また、3軸マシニングセンタにはない特徴があり、多くの欠点もカバーできます。
そのため、精密加工を行う企業の多くではこの5軸マシニングセンタを導入しています。
切削加工の分野は日に日に進歩し、ミクロの分野から、超大型まで、様々な分野で開発が進められています。
太陽パーツでも最新技術を取り入れ、お客様の製品づくりをサポートしております。
切削加工を含めお客様にメリットのあるご提案をしておりますので、ぜひ一度ご相談ください。