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超硬合金も加工可能な「放電加工」

私たちの周りには色々な便利な製品があります。それらの製品の中にはたくさんの部品が使われています。
部品の多くは金属である事が多いですが、金属の部品はそれぞれ生産性を考慮した生産技術を用いられます。

今回は『放電加工』の特徴や仕組み、さらに加工方法などについてを簡単にお話していきましょう。

まず放電加工ってどんな加工方法なのかを説明いたします。

放電加工は電極が先端についている工具を使って金属を加工する技術ですが、最もわかりやすいのが『静電気』です。
皆さんも一回くらいは静電気でびっくりした経験をお持ちでしょう。
実はあの静電気のびりっとするのが『放電』です。放電加工は電極を加工する金属に近づけて、強い放電を行う事で製品の生産を行う技術です。

放電加工にはワイヤーを使った「ワイヤー加工」や形を使った「形堀り加工」といった加工法があります。
ワイヤー加工の方は板状の素材の上下にワイヤーがあって、放電しながらカットしていきます。
一方で形堀り加工の場合は液体の中に素材を入れて、放電しながら電極が近づいてきて金属を溶かしていく加工方法です。
放電加工に使われる電源は直流ではなくパルス電源が必要になります。また、加工液も普通の水ではなく脱イオン水が用いられたり、加工用の灯油系の油が使われています。

ちなみに他の金属加工ではミリとかミクロンといった単位が使われますが、放電加工の場合は普通の加工で使われる単位では無く、パルス放電した数が加工単位として使われています。
放電加工の優れているところは色々とありますが、中でも優れているのは硬い金属でも加工できるという点です。例えば穴あけが難しい難削材であっても放電加工なら難なく加工ができるのです。
このように金属加工というのは加工が得意な形状や素材があるので、それを見極めて加工方法を決定していく事が大事なのですね。

 

金属加工の事なら太陽パーツへご相談ください。太陽パーツでは製品の形状や素材で最適な加工方法を提案し、コストを抑えた生産ができるよう努力しています。

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