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低圧鋳造の特長と最新事情

2013.12.16 【ダイカスト】

鋳造方法としては、ダイカスト以外にもさまざまな方法があります。

そのひとつが低圧鋳造という方法です。
低圧鋳造は、アルミ鋳造分野では多く利用される鋳造法であり、エンジンのシリンダーヘッド、アルミホイールなどの生産によく用いられています。

低圧鋳造はサイクルタイムが長く、高品質な製品ができること特徴のひとつです。
また、最近では生産設備と鋳造方法の進化により、ますます発展を遂げています。

低圧鋳造では鋳造機下に保持炉を設置、ストークを介し、上部の金型に溶湯を供給します。
保持炉の液面の影響を加圧時に受けやすく、稼働開始~次の溶湯供給まで鋳造の度に液面が下がっていくことで空間の加圧状況が変化します。
そのため、加圧の補正が必要となり、品質の安定性に問題が発生します。

昨今は、品質安定性の向上を狙い、加圧補正装置の性能向上、保持炉の液面が一定になるものなど改善されている仕様が多くあります。

工法自体も変化があり、加圧しながら金型を減圧し、湯流を向上させた工法や元来低圧鋳造が不得意としていた薄肉の製品が出来る工法などが最近開発されているため、従来ダイカストで作成されていたりしているブロックなども低圧鋳造で製作されているものもあります。

しかし、金型や条件管理などの見直しにより、特にアルミホイールの工法としては、加圧圧力をあげることを是としていたものが、一般の圧力条件でも良品が製作できるようにもなっており、コストダウンに貢献しています。

コストダウンを考えた鋳造法には、太陽パーツでも力を入れており、エコダイカストによりお客様の負担を大幅に軽減する方法をご提案しております。
ダイアkスト金型の作成費用が半額になるため、イニシャルコストを大幅に削減することができます。

詳しくは太陽パーツまでご相談ください。

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