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プレス加工の仕組みと幅広い用途
2014.01.15
【プレス加工】
金属加工の中でもよく利用されるもののひとつが、プレス加工です。
プレス加工とは、素材を工具や金型の間に挟みプレスすることで、素材を目的の形状に合わせて成形することで、一般的には塑性加工とも呼ばれています。
金属プレス加工によってつくられる製品は、自動車、情報家電、ロボット、医療・福祉・バイオ関連、電池など、幅広い分野での利用されています。
そんなプレス加工の特徴としては、連続加工が可能なため生産性が高いという点があげられます。
プレス加工では、金型を使用することにより均一で精度の高い製品を多量に製造することができるだけでなく、加工工程そのものを自動化することが容易なため、より高い生産性を求めて製造ラインを改良していくことも可能です。
また、加工速度が非常に速いのも特徴のひとつで、より一層生産性の高い加工ラインをつくることができます。
代表的な加工としては、金属板を加工する板金プレス加工や金属の塊を加工する鍛造プレス加工、また粉末状の鋼を熱間静水圧で圧縮成形する粉末プレス加工などがあります。
今後、プレス加工の用途は、より複雑な形状で高い精度が要求される部品、小型化・軽量化ニーズにともないより微細で高精度な部品の成形や軽合金の成形などが求められています。
さらには、プレス加工時に発生する騒音や振動に対する対策や省エネ技術への対応など、環境面での配慮も求められています。
太陽パーツでは、プレス加工にも強みを持ち、お客様の目的の形状、製品づくりをサポートしております。
プレス加工を含めた金属加工、機械加工のことは、どのようなことでもお気軽にご相談ください。