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ダイカストの省エネ化に取られている対策
2014.01.23
【ダイカスト】
ダイカスト鋳造を行う際に考えるのはコスト削減や高品質の製品づくりだけではありません。
それと同時に注目されているのが、省エネです。
ダイカスト鋳造を行う際に最も省エネ改善が期待できるところは、溶解、保持等が関係する溶解ラインです。省エネ対策については、保持炉の汲出口の開口をラドルの走行範囲以外は塞いでしまう処置や溶解バーナーの高効率化、断熱構成の変更などあげればきりのないぐらいの対策が挙げられます。
その他にも、鋳造方法に関係する部分では、保持炉とダイカストマシンを直結させ直接給湯炉の開発や、溶解工程の見直しで溶解のメタルロスを抑え、品質を安定化させる炉の開発などがあります。
炉に関係する部分では、排熱を予熱に利用したり、品質安定化のために酸化物除去を考慮した構造など品質安定化、量産性を考えた対応が多くされていましたが、コンパクトでしかも製品品質に直結するような炉の開発が進んでいます。
太陽パーツでは、皆様の製品づくりをサポートしております。
ダイカスト鋳造などをお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。