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プレス加工とその他加工技術との融合性
2014.02.12
【プレス加工】
プレス加工は、金型を板材に抑えつけて、素材を目的形状に成形する技術です。
主に利用されているものといえば、自動車ボディへの展開をイメージされるのではないでしょうか?
実はプレス加工は、ただ任意の形に曲げで表現させることを主の目的としているだけではなく、抜きや切断、押し出しなどに加え絞りなどの表現も可能となり、それだけで製品の成形も可能としています。
分野的には精密板金加工に大別されそうな技術もプレス加工には存在しており、その精度の高さの割に生産性が非常に高いことが魅力的でもあります。しかし、複雑形状の成形などは他の加工方法に比べて不利な部分はあります。
例えば、車のボディ周りの技術については金型の構成や設備の大きさなどで設備コストがどうしても高くなってしまいます。その点は、アルミ化で溶接できる材料も登場している今、大型のものはてはダイカスト製品との複合構成での採用などが、コストメリットにも大きく貢献できるかもしれません。
つまり、プレス加工だけでなく、ダイカストだけでなく、両方を合わせた成形技術を考えることで、品質の向上とコストメリットを出すことができると考えられます。
太陽パーツではプレス加工を始め、切削加工などの機械加工、ダイカストなどの鋳造法にも精通しており、お客様の製品製造の品質向上、コストメリットを考えた提案をしております。
現在、製品づくりにお悩みの方、コスト削減をご検討されている方は、ぜひ一度ご相談ください。