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アルミダイカストの金型以外の重要なポイント
2014.02.14
【ダイカスト】
ダイカストを含め、金属加工などでは成形品の品質は金型に依存しやすい傾向があります。
もちろん製品形状において、金型は非常に大事なものではありますが、他に重要なポイントはいくつかあります。
例えば、目的製品の厚み・形状・湯流れなどは、金型形状の変更等で対応できる点は多く挙げられますが、金型形状を実現させるための環境設定にも大きなポイントがあります。
中でも溶湯は特に注目されるべきところです。
介在物やガス欠陥に関しては、充填時の要素以外にも注目され、投入溶湯のコントロールも厳しくなっています。
近年では、溶接できるダイカスト製品の生産も必要とされるため、ガス欠陥で品質不良が発生する可能性が高くなり、溶解、保持工程での水素ガス処理は必須と言えます。
さらに、後加工の介在物不良を避けるべく、ラドル形状、フィルター、金網等の利用で介在物をスリーブ内になるべく混入させない処理が行われています。
つまり金属加工やダイカストでは金型は確かに品質向上のための要素としては大きいといえますが、その他の条件もシビアな対応を求められています。
太陽パーツでは、アルミダイカストにおいてトータルコスト削減が可能なエコダイカストをご提案しております。
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