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アルミダイカストの市場の変化について
2014.03.05
【ダイカスト】
アルミニウムダイカストが主に利用されているのは、自動車やバイク等のエンジン部品回りの製品です。
これらは軽量化が強いられ、さらに複雑な形状をしたエンジンを大量にかつ均一に短期間で生産しなければならないことから、アルミダイカストが活躍している場となっています。
しかし、最近の自動車業界はガソリン車だけでなく、ハイブリッド車や電気自動車等のシェアが伸びており、一方ディーゼル車を廃止したり、燃費の良い車が注目されています。
そのような状況が今以上に進行してくると、アルミダイカストの市場が狭まってしまいます。
そこで、エンジン部品関係に依存することから脱却しなければならなくなっています。自動車のエンジン部品関係のシェアは低くなったとしても、自動車の足回りや車体等の軽量化は一段と加速させていく必要があります。
このような変化に対応するために、アルミダイカストによる足回りのシャフトやボディ等の生産のシェアを伸ばしていく必要があります。
そのためには、自動車のシャフトやボディに使用することが出来る程度の強度と耐食性等に優れたアルミニウムを用いたダイカストが必要になります。今後の市場の動向を見つつ、アルミダイカストもそれに対応できる柔軟性が必要です。
さらに、アルミダイカストは自動車製品だけではありません。
様々な製品製造を行うことができる製法です。
太陽パーツでは、ダイカストによる様々な製品づくりをサポートしております。
アルミダイカストによるコスト削減など、他の製法からのダイカスト化など、お客様の様々なニーズにお応えいたします。