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コストダウンにつながる加工方法の選択
モノづくりの際には、高品質なものを製造することはもちろんですが、やはり製造コストの削減は切り離せない問題です。
そこで、製品製造にかかるコストダウンを検討する方法のひとつには、加工法を変更することが考えられます。
お客様が必要としている製品を製造する方法は、必ずしもひとつの方法だけとは限りません。
製品の形状まどによって、板金加工だけでなく、プレス加工でも製造可能であったり、ダイカスト鋳造することが可能な場合は多々あります。
この場合、どの加工業者に注文すれば良いのかを考えなければいけません。
まずは製造したい部品の生産数と寸法精度、そして納期等の諸条件を考慮する必要があります。
例えば、寸法精度はある程度で良いが、製造数が多く、納期を早めにして欲しい場合には、ダイカストよる製造の方がコストダウンにも繋がります。反対に製作数を少なめに注文する場合、板金加工が一番低コストで注文することができたりします。
具体的に、板金加工とプレス加工を比べて検討してみると、例えば100ロットだとプレス加工は1個あたりの単価はおおよそ80円程度、板金加工だと50円程度であった場合でも、ロット数が増えて行くに当たり、1個当たりの単価は変わってしまいます。
500ロットほどの大量製作になると、プレス加工は1個あたり約17円に対し、板金加工は約25円と逆転現象が生じてしまいます。
(※単価は一例です。)
このように、作りたい製品に応じてどの加工法を選択し、加工業者を選ぶかがコストを抑えることにつながります。
また、太陽パーツではあらゆる金属加工、機械加工を得意としておりますので、お客様の作りたい製品に合わせた製造法、コスト削減につながる方法をご提案できます!
製造方法の検討、コスト削減をお考えの方は、お気軽に太陽パーツまでご相談ください。