ブログ
アルミダイカストの金型にも用いられる切削加工技術
2014.03.19
【切削加工】
切削加工は、切削工具を用いて対象物を切り削る加工方法です。
塑性加工の一種であり、除去加工と呼ばれることもあります。
切削加工は古来から行われており、大工さんがノミやカンナで木を切り削ることも切削加工の一つです。
このように、昔から行われている加工方法の一つである切削加工、金属加工においては現在では専用のマシンを用いて行われており、細かい部品であるネジやネジ穴、ナット、ボルト等は切削加工により製造されているものです。
製品づくりだけに用いられている訳ではなく、切削加工はモノづくりの土台も支えています。
例えば、ダイカストです。
アルミダイカストなどのダイカストを行うためには、溶融させアルミ合金等だけでなく、それを流し込む金型が必ず必要になります。
この金型がどのように製造されているかというと、実は切削加工により一つ一つ丁寧に作られているものなのです。型の修正にも切削加工が用いられています。
切削加工のメリットは、製品の完成精度が高いことと、複雑な形状のものや、細かいパーツであっても製造することができる点が挙げられます。
アルミダイカストで迅速かつ大量に同一種類のものを製造することができているのも、切削加工技術によって複雑な形状をした金型を製造することができるからこそです。
このように、切削加工技術は、私たちの生活を直接支えるだけでなく、同じ加工産業を支えているのです。非常に魅力的な技術の一つとなっています。
太陽パーツでは、切削加工を得意としております。
アルミダイカストも行っている弊社では、金型製作の技術もございますので、ぜひ製品づくりから金型製作までお気軽にご相談ください。