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見直され始めた「生の金属」の質感
2014.05.19
【加工について】
『金属』というと硬くて角張っていて冷たいイメージを持たれることも多いと思います。
例えば目に触れる部分は向こうの見えるガラスであったり、ぶつかってもケガをしにくい樹脂製品が使われることが多くなってきています。
「温かみがある」と言われて木材の加工品が使われることも増えています。
金属を使う場合でもしっかりと塗装をして、金属とは分からないような外観にされてしまうことも言ってみれば当たり前です。
確かに自分の周辺が全て金属むき出しだったとすると、あまり良い感じはしないような気がします。
しかし、あまりにも“金属感”が排除されてきた反動なのか、最近では「生の金属の質感」というのが新鮮に感じられるという見方も出てきているようです。
例えば靴やカバンのショーケースにヘアライン処理をしたステンレスのままのデザイン棚を使ってみたり、店舗の入り口にわざと錆びさせた鉄に透明の塗装をした扉を設置している場合もあります。
街中に突如として現れる見慣れない“金属感”が、普段は生の金属に触れない人達にとって良いアイキャッチになると受け止められ始めているのです。
もちろん周囲とのバランスは大切でしょうが、デザインの新たな形としてステンレスや鉄、アルミといった汎用性のある金属が活用される場面もこれから増えてくるかも知れません。
金属製品が必要な際には、ぜひ太陽パーツまでご相談ください。
金属を塗装することも、生の金属感を生かした製品づくりなど、太陽パーツではお客様のご要望にお応えいたします。