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プレス加工なら同じ物を速く大量生産できる
2014.06.04
【プレス加工】
プレス板金加工は専用に制作した金型で板状の材料を打ち抜いて形状を作り出していく加工方法です。
最も分かりやすくプレス板金加工が利用されているのは、なんといっても自動車部品です。
外からは見えない内部部品から、外側のボディまで、自動車の板金部品はほとんどがプレス加工によって製作されています。
プレス板金の大きな特徴は、金型を用意することによって同じ精度の部品を繰り返し大量に作れるという点です。しかも一度金型をセッティングするとかなり複雑な構造でも短時間で大量生産が可能です。
組み立て精度も要求される自動車の各部品にとってはうってつけの加工方法といえるでしょう。
もちろん自動車部品以外でもプレス板金加工はいろいろな場面で活用されています。
身の回りで言うと家電製品やAV機器の内部部品をはじめ、鍋やフライパンといった物もプレス板金の製品です。
産業の中でも生活の中でも、プレス板金は非常に身近なものになっているのです。
ただし初期投資として金型を製作するには大きなお金がかかります。
大きな部品であったり、精度を要求される部品の金型であればなおさらです。
金型を作ったのに製品が売れないと大きな損失にもなりかねず、リスクの大きな加工方法でもあります。
いずれにしても精度を必要とする大量生産品の品質を高めることで成長してきた日本の製造業にとって、プレス板金加工はこれを象徴する生産技術であると言えるかもしれません。
太陽パーツではプレス加工にも強みを持ち、皆様のモノづくりをサポートしております。
製品づくりでお悩みのこと、お困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。