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アルミダイカストは外装部品の製造にも利用できる
2014.06.16
【ダイカスト】
今でも自動車の内部部品としてのイメージが強いアルミダイカストですが、外装部品としても最近では用途が広がってきています。
アルミダイカストは加工して金型から取り出したそのままですと見た目としてはいかにも金属という感じになってしまうのは仕方のないところです。
金型の加工精度が上がってきているとは言え、やはり意匠的には今一つと言えます。
しかし、様々な表面処理を行うことにより外装部品として耐えうるものに一気に変身することもできるのです。
従来のように表面を様々な色に塗装することはもちろんですが、これから用途がどんどんと広がっていくのは「アルマイト処理」ということになるかも知れません。
アルマイト処理はアルミ特有の処理方法ですが、最近では光沢をつけたり逆に艶を消したり、表面のヘアライン処理を活かしたアルマイトも一般的に行われています。
さらに色をつけたアルマイト処理も普及してきており、白と黒だけではなく赤や青や緑やその中間色、さらには金色のアルマイトも可能になってきたので、用途によっては塗装よりも好まれています。
他にも硬質アルマイトは表面強度や耐摩耗性が向上し、外装機構部品としても活用できますし、塩害に強く海洋周辺のシーンで使われるアルマイトも登場しています。
こうした処理のおかげでアルミダイカストは外装部品としても活躍できるのです。
太陽パーツでは、アルミダイカストを利用した外装部品など、様々な製品づくりをサポートしております。
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