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建材や設備のフレームとして活用されるアルミ押出し材
2014.06.30
【アルミ押し出し】
アルミ押出は、棒状のアルミ材料を融点手前まで熱して軟らかくし、断面形状の金型の中を押し込みながら通して形状を作る加工方法です。
太さなどの制限はあるものの、断面形状としてはかなり融通が利くので、組み立てや耐久性を考慮したフレーム構成部品を作ることができます。
また金太郎飴のように細切れにする形で、ギアやヒートシンクなどの部品も同一精度で量産することが可能です。
単純な構造物としては窓枠のサッシやドアのフレームなどの建材、またラックやつい立の枠組みとして使われています。大きくなればブースやプレハブのフレームとして活用することもできます。
最近では強度、軽さ、耐腐食性、扱いやすさのバランスの良さから太陽光パネルのベースとなるフレームに使われることも多く、このことはアルミの万能性を物語っています。
もちろん四角い柱形状だけではなく、曲線状の断面形状も加工可能ですし、柱状に成形された押出し材に曲げ加工を行うことによってさらに立体的な構造物を作ることが可能になります。
そういう面から各種イベントのテナントに使われたり、デザイン的なオブジェに利用されるケースもあります。
アルミの加工性の良さを考えれば、二次加工と組み合わせればさらに汎用性が期待できる加工方法です。
太陽パーツではアルミ押出しによる製品作りをサポートしております。
アルミ押出し後の表面処理、2次加工、組立なども行っておりますので、お気軽にご相談ください。