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アルミダイカストの溶接には技術が必要
2014.09.25
【ダイカスト】
最近は軽量化できるという事でアルミを使った自動車パーツなどが多く販売されている時代です。
これからも加工がしやすい上に軽量化が期待できるため世界規模でアルミをメインで使う事が多くなっていくでしょう。
ところが便利で非常に良いと思われているアルミの製品の多くが、アルミダイカストによって作られている事はあまり一般の方は知りません。
だからでしょうか、趣味で自動車パーツなどを作ったりする方の中には、アルミダイカスト製品を溶接したりする人もいるようです。
ですが必ずといっていいほど失敗に終わります。これはなぜなのかというと、アルミダイカストで作られた製品はアルミの特徴そのままの製品です。
アルミニウムは溶接する時の融点が低く、加熱していると酸化してしまう事が多いため、この点はプロでも扱いにくい素材と言えます。
しかも融点が低いためすぐにポロッと落ちてしまったりするので、安くすまそうと思って高くついてしまった方もいるのではないでしょうか。
実はアルミダイカスト製品を溶接するのは技術が必要です。
また、ダイカストで溶接ができるもの鋳造法によって決まるものもあります。例えば、真空ダイカスト法あるいは無孔性ダイカスト法で作られたものは溶接可能と考えて良いでしょう。
太陽パーツではダイカスト製品の製造を行っております。
また同時に、二次加工や表面加工も行っておりますので、ダイカストのことなら太陽パーツまでお気軽にご相談ください。