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ワンチャックで製造できる切削加工
2015.02.10
【切削加工】
十数年前までは切削加工は役割分担されている加工方法でした。
例えば、丸物は旋盤加工で加工をして、旋盤でできない加工はフライスやMCなどで加工をしていたのです。
その頃は機械が違うことで微妙なズレなどが生じたりする事もあったかもしれませんが、最近は旋盤加工とフライス加工が一工程、つまりワンチャックで加工できるようになったため、より精度の高い製品を造ることが可能になっています。
例えばMCの技術で精度の高い彫込をした後、旋盤加工で穴を貫通させたいということも可能です。ドリルが回るか製品が回るかによって仕上がりが違ってくるため、その製品に合った加工技術を使うことが可能なのです。
ワンチャックでできる製品は、プレートなどの歪みを抑えたい製品などに多く使われています。
ワンチャック加工が可能になり、多く製造されているのが精密機械の部品です。
特に医療部品の分野でこの技術が活用されています。切削加工は今後も必要な技術として発展をしていくと期待されています。
また一工程で加工が可能なため、コスト削減にもつながります。
切削加工は今後も高い技術と生産性を活かして、低コストを実現し、製品の品質を上げるお手伝いができる分野なのです。
太陽パーツでは、切削加工も含めて様々な機械加工に対応しております。
製品づくりをより高い精度で、より低コストで、お客様にメリットのあるご提案をいたしますので、まずはお気軽にご相談ください。