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板金加工の接合方法~はぜ組みとは?~
2015.06.23
【板金加工】
板金加工の接合方法の種類はとても多く、製品の形状や用途に合わせた接合を行います。
ただし、接合方法は大きく分けると3種類の方法があり、その一つが『はぜ組み』という接合方法です。
板金加工は薄い金属板を加工するため、溶接で仕上げを行うにしても、ただ重ね合わせた部分を接合するのでは強度があまりにも弱いのです。
そこで行なうのが『はぜ組み』や『リベット接合』、『ボルト接合』です。
はぜ組みと呼ばれる接合方法を最も目にした事があるのは、おそらく「缶詰」ではないでしょうか。
缶詰の脇にポコっと膨らんだラインがあるのをご覧になった方も多いでしょう。実はあの接合方法がはぜ組みと言われる接合方法です。
また、建具などでもはぜ組みがされている製品がたくさんあります。
一般家庭などで使われている「ひさし」の建具は強度がつくのではぜ組みを行なう事があります。
金属でできたダクトなどの接合をする時にもはぜ組みが行われ、水漏れを防ぐ加工として多くの製品に利用されることもあります。
太陽パーツでは、板金加工を含めた様々な機械加工を行っております。
お客様の製品に合わせた加工法、お客様にメリットのある加工方法をご提案いたします。