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アルマイト加工処理について【アルミ押出しから一貫して製造】
2011.08.31
【アルミ押し出し/加工について】
アルマイト処理は、アノダイズ処理、アルミニウム陽極酸化処理とも呼ばれます。
アルミニウムの表面は、陽極酸化被膜と呼ばれる金属を陽極路して電解質溶液中で通電した時に金属表面に生じる酸化被膜で保護されています。
この酸化皮膜で保護されているため、一般的には腐りにくいという耐食性が良いとされています。
ただし、酸化皮膜はとても薄いため、さまざまな使用環境では耐えることができません。
そこで、酸化皮膜を表面に付けるためにの、アルミニウムに耐食性や耐摩耗性を付与したり、着色し装飾する表面処理のことをアルマイト処理と呼びます。
アルマイト処理は、金属であるアルミニウムを陽極にして処理を行います。
電解中にアルミニウム自体が酸素と反応してすることで、酸化アルミニウムが皮膜として形成されます。
つまり、アルマイト処理とはアルミニウム表面の酸化皮膜を強制的に厚くする加工になります。
また、酸化皮膜は、金属であるアルミニウムとセラミックの一種である酸化アルミニウムとの複合素材になります。
アルマイト皮膜は固く、生成過程でできる微細孔を利用して、着色を行ったり、撥水性やすべり性を付加していくことができます。
アルマイト処理を行うことで、アルミニウムに高耐食性や高耐摩耗性を付与することができます。
そして装飾性にも優れた製品を作ることができます。
太陽パーツでは、アルミ押出しからからアルマイト加工処理、組立や梱包まで幅広く対応いたします。
どうぞお気軽太陽パーツにご相談ください。