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ダイカストの成形工程について

2015.07.13 【ダイカスト】

ダイカスト技術は、強くて美しいものが作れるため、数多くの部品など製品に利用されている製造方法です。
そんなダイカスト製品がどのような工程を経て造られているのか、ここではダイカストの成形工程について簡単にご紹介いたします。

ダイカストでは、いくつかの工程を経て製品が製造されています。

1.製品・部品の金型の作成
まずは製造したい部品の金型を造る必要があります。
目的形状の製品を作るための金型ができれば、高温で溶かした材料を流し込み、冷やして製品を成形します。

2.材料を溶かす
材料のインゴットを高温で溶かすために炉に入れ、不純物などのアクを丁寧に取ります。

3.高圧で型に流し込む
圧力をかけて金型に溶けた材料を流し込んみます。
製品ができたら熱を取るために水などへ入れて粗熱を取り、次の工程へと進んでいきます。

4.大きなバリ取り
製品の周りには大きな羽のようなバリがついているので、プレス加工などを利用してバリ取りを行います。

5.細かいバリを取る
型抜きで落とせなかった小さなバリを、今度は人が見ながらグラインダーなどで研磨していきます。
もちろんこの工程では細かなバリ取りをする事になるのですが、ほとんどが人の手によってバリ取りをしていきます。

6.表面をキレイにする
バリ取りが終われば、今度は表面をキレイする工程があります。
例えば、バレルを使って表面自体についた小さなデコボコを取り、表面処理などを施します。
また、塗装が必要なら塗装も行います。

9.検査
製品が図面通りのものなのかについてをしっかりと検査を行います。

他にも、製品やお客様のご要望によっては、組立や梱包まで行う場合もあります。
ダイカストで製品を作る場合は、成形だけでなくその後の処理なども含めると様々な工程を経ています。
多くの工程を経ているからこそ、素晴らしい製品ができあがっているとも言えます。

太陽パーツでは、ダイカスト技術に強みを持ち、お客様の作りたい製品づくりをサポートしております。
また、弊社では特許製法であるエコダイカストにより、お客様によりメリットのある技術をお届けしております。
ダイカストでの製品製造など、モノづくりのことは太陽パーツまでお気軽にご相談ください。

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