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ダイカストにおいてのアンダーカットについて
2015.11.30
【ダイカスト】
ダイカストにはさまざまな製造方法があり、近年では肉厚の薄い部品なども製造できるようになったため、ダイカストで部品を製造する事が多くなってきました。
期待に応えるようにダイカストの技術は向上し、今では精密な部品もダイカストで製造する事ができるようになりましたが、複雑化する事によって色々な問題が出てくる事にもなります。
その代表的なのが金型から作った部品を取り出す事の難しさです。
アンダーカットとは、金型を水平に離しただけでは取り出す事ができない形状の部品をダイカストで作る時に使われる技法です。
アンダーカットの技術を必要とする部品の形状は色々とありますが、肉厚が薄い形状であるという事と、形状が複雑であるために通常のダイカスト金型では製造する事ができない場合に使われます。
アンダーカットなどを行う場合には、当然ですがそれだけ部品代がかかり、手間もかかってしまうためどうしてもコストがかかります。
また、金型を作る時にアンダーカットの可能性を考慮して作る必要もあるので、より高い技術を必要とする事も事実です。
太陽パーツの技術は金型を製造する際に、部品の形状をしっかりと考慮してアンダーカット技術を取り入れるかどうかも検討いたします。
無理なく高品質の部品を製造したいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。