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様々な分野で活用されているアルミ押出の工程
アルミ押出製品は、すでに販売されている状態で出回っています。
そのため、どのような方法で製造されているのかを詳しく知る機会はありません。
そこで、今回はアルミ押出の工程についてを簡単に説明していきたいと思います。
アルミ押出の工程は全部おおまかに分けると7工程になります。
では、その工程ごとに説明していきましょう。
工程を知ればなるほど!と思える発見があるかもしれません。
【工程1】長尺ビレットの切断
ビレットは長尺なのでカットしないと加工ができません。
【工程2】ビレットを加熱する
この工程に利用する機械はビレットヒーターという機械を使って温めます。
【工程3】金型を加熱する
押出がしやすくなり不良品を作らなくて済みます。
【工程4】押出
圧力で柔らかくなったアルミニウムは金型を通り抜けて、金型通りの形状に製造されて出てきます。
これがアルミ押出材が出てくるまでの工程です。
【工程5】冷却
この工程はストレッチ矯正という工程です。
【工程6】切断
できた押出材を規定の長さに切断して整えていきます。
【工程7】表面処理や処理
最後に熱処理を入れて硬度を高く、表面処理をして製品の持ちを良くし、アルミの持つ独特の美しさを保つための処理をします。
建具などに利用される事が多いので、これらの処理は必要不可欠と言えます。
こうしてアルミ押出の工程をじっくりと見ると、アルミ押出がいかに優れている加工方法なのかがわかります。
今後も様々な分野でアルミ押出の製品は使われていく事でしょう。
アルミ押出は利用価値がとても高い製造方法なのです。
太陽パーツでは、アルミ押出を始め、あらゆる製造方法に精通し、お客様の製品づくりをサポートしております。
詳しくは、一度お気軽にお問い合わせください。