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さまざまな形状の製品を作り出すことができるアルミ押出とは
2016.02.25
【アルミ押し出し】
アルミの押出は融点の低いアルミを利用し、さまざまな形状の製品を作り出す事ができる加工方法です。
押出して作る事ができる形状ならば、どんな製品でも大量生産する事が可能で、均一な製品を大量に作る事ができる加工方法なのです。
アルミ押出で作る事ができる製品の種類はかなり豊富だと言えます。
アルミ押出ができるまでは、まず材料となるアルミを熱して型に送り出します。
次にアルミは型の中へと押し入れられていきます。
この時強い圧力で押し込まれていくため、型を通り抜けた時のアルミの形状は、すでに製品の形状で出てくるわけです。
つまり、ところてんの要領でアルミを型から押出て製品を作ります。
型を通り抜けたアルミは形状を変えて、長い製品となって出てくるわけです。
以前はアルミ押出の技術は発達していませんでした。
そのためサッシなどの建具などに使われる事が多かったのです。
しかし、最近では技術の発達によって精度の高い製品を作る事ができるようになりました。
そのためには型と型に押し込む装置、そしてビレットというアルミの塊を温める装置が必要となります。
アルミ押出をするにあたっては、メタルフローという現象が起こり不良の原因にもなっていました。
最近ではこのメタルフローが起こらないような製法になっているため、以前よりもより精度の高い製品を作る出す事が出来るようになっているのです。
太陽パーツでは、アルミ押出しにも対応し、お客様のモノづくりをサポートしております。
押出成形だけでなく、成形後の2次加工、表面処理にも対応し、さらに製造後の組立や梱包など、トータルにサポートしております。