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金属加工の中で1番最初に行う切断加工の種類
金属加工を行う最初の工程である、切断加工にはどのくらいの種類があるのかご存知でしょうか?
金属の製品を製造するためには、素材を切断加工する必要があります。
といっても、ただ製品に必要な素材を切断すればいいという事ではありません。
製品を作る時には、製品の設計図や部品ひとつひとつの加工図面というものがあります。
その図面から仕上がり寸法をチェックします。
すでに製品になっている場合は、さまざまな方法で切断していきます。
例えば製品をカットしてそのまま使ったり、切断加工で製品として完成する場合には、寸法の公差に入るような切断加工をしなくてはなりません。
製品にするための切断加工の場合は、使用する機械も全く違います。
また、精度を出さないといけないので、製品の形状をしっかりと把握して切断をしていきます。
では具体的な機械による切断加工をご紹介いたします。
■旋盤加工による切断
棒材を長いまま使って加工をした仕上げの時に、最後の仕上げとして切断加工をして終わる場合などに使います。
自動機の場合には下に製品が傷つかずに流れていくようになっていて、大量生産をする時などに適している方法です。
■フライス加工による切断
フライスでの切断加工は板状の切断加工もでき、機械に取り付ける事ができる形状であれば、どのような製品であっても切断加工が可能です。
■レーザーによる切断
レーザーによる切断加工の場合は、より複雑な形状にカットする事ができます。
より複雑な加工をする事もでき、高い可能性を秘めた加工方法です。
■プレスによる切断
板状の製品を切断するには最適な切断加工です。
NC装置によって切断をする寸法を決定しておけば、自動的に製品をカットしてくれます。
切断加工といっても用途によってさまざまな方法があるものなので、この中から最も適している切断加工ができる方法を見つける事ができます。
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製品づくりのことでお悩みやお困りごとがございましたら、お気軽に太陽パーツまでご相談ください。