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特殊ダイカスト法のひとつ,スクイズダイカスト法とは
2016.03.18
【ダイカスト】
ダイカスト法にはいくつかの方法があり、製造する部品によって製造する方法が違います。
今回はその中から「スクイズダイカスト法」についてご紹介いたします。
スクイズダイカスト法で製造された製品や部品は、ダイカスト製品に多い巣の入った製品が少なく、特に強度が高い製品を製造する時に利用する方法です。
スクイズダイカスト法で作られた製品は、ガスを巻き込んでしまう巣が一か所にできる事を防ぎ、より強度の高い製品を作る事ができます。
また、スクイズダイカスト法の機械は、溶かした金属の噴射口が金型の真下についており、下から上へ充填されていくという方法で製造されます。
充填する時の速度は超低速にすることで、ガスの巻き込みやひけ巣を軽減させることができます。
スクイズダイカスト法で製造する部品は、鋳巣が一か所に起こるのではなくて、全体的に広がっていき均一の製品が作りやすくなります。
そのため、丈夫で美しい製品を作る事ができるという事になるわけです。
さらに、スクイズダイカスト法で製造された製品は、巣が入りにくいので引っ張り強さや伸びる力、そして耐性の強い製品にしたい時などに選ばれる製造法です。
太陽パーツでは、ダイカスト技術を始め、あらゆる製造方法に精通し、お客様の製品づくりをサポートしております。
詳しくは、一度お気軽にお問い合わせください。