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切削加工の基本について【加工時の抵抗編】
2016.06.01
【切削加工】
切削加工において重要なのはその機械の性能を知る事です。
例えばトルクですが、機械によってはトルクがあるものとトルクがないものとがあります。
それが一番よくわかるのがドリル加工です。
ドリルの太さにも関係していますが、例えばΦ13のドリルを使った場合ですが、トルクが大きい機械の場合は穴あけ加工もドリル推奨の速度で押しても大丈夫でしょう。
しかしトルクが低い機械だと、同じ速度ではうまく穴あけ加工が進まないこともあるのです。簡単に言ってしまえばトルクが低い機械だと、同じ速度と回転でも止まってしまうこともあるのです。
そのためその機械の性能をしっかりと知る事は非常に重要になるわけです。
ちなみに削る材質や切削の面積などによっても抵抗は変わってきます。
ステンレスよりもアルミの方が抵抗は低いでしょうし、同じ材質でも大きな製品よりも小さな製品の方が抵抗は少なくすみます。
これらの性質をしっかりと把握して加工をする事によって、品質の向上や作業効率の向上、ツールの寿命を延ばす事も可能になるのです。
太陽パーツでは、機械加工を得意としており、お客様のお求めの製品づくりをサポートしております。
他の加工法にも精通しておりますので、太陽パーツではお客様にメリットのあるご提案をさせていただきます。
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