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研削加工のメリット・デメリットについて
2016.07.22
【研削加工】
研削加工の定義は高速回転させた砥石で金属を削るという加工です。簡単に説明しましたが研削加工で使用する砥石というのは、切削加工と同じように荒取りができるものや、仕上げで使うものなど種類が豊富です。
そして研削加工の機械にもいろいろな種類があって、加工する製品の形状によって使用する機械や砥石も変えていくものなのです。
そんな研削加工のメリットは、一般的に硬すぎて切削加工が難しいといわれている金属を削り取る事が可能な点です。
また難削材だけではなく陶磁器などの素材でも加工が可能です。
先ほど説明したように、極めて高い寸法精度を出す事が可能なので、0.0001~0.0005という交差に入る製品を加工する事も可能です。
それだけでなく仕上げ面の粗さが小さい製品を加工する事ができます。
とてもいいことづくめではありますが、研削砥石にもデメリットがあります。
一つは直角を出さなくてはならない加工の場合、定期的に砥石を削って精度を保つ必要があるという事、砥石が回転している時に誤って製品を落として巻き込んでしまう事があります。
研削加工にもメリットもあればデメリットもあります。
製品の性質や求める精度によって加工方法をうまく組み合わせるといいでしょう。
太陽パーツでは、機械加工を得意としており、お客様のお求めの製品づくりをサポートしております。
他の加工法にも精通しておりますので、太陽パーツではお客様にメリットのあるご提案をさせていただきます。
製品製造のことでお悩みをお持ちの方は、一度太陽パーツまでお気軽にご相談ください。