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アルミダイカスト製品の表面処理について 1

2016.09.05 【ダイカスト】

アルミダイカスト製品は表面が比較的キレイに仕上がる事で知られています。
製品をそのままの状態でお使いになるケースもとても多いと言えます。
ですが、製品の性能上どうしても表面処理が必要になる事もあるでしょう。
そんな時にもアルミダイカスト製品は優れています。

例えば、アルミニウムという製品はさびにくい金属であると言われているのですが、全く酸化しないというわけではありません。
そこで腐食防止のために表面処理を行う必要が出てくるわけです。
もちろんアルミニウムというのは表面に錆が出ると、表面に錆がとどまり内部に錆が侵食してこないという特性があります。

そのため、表面処理としては内部の腐食を防ぐために、わざと錆を強くするという処理を行う事もあるのです。
一方で、酸化膜ではなく付加価値をつけるための表面処理を行う事もあります。これは耐食性+αとしての表面処理になるわけです。

ところで、アルミニウムの製品の表面処理と、アルミダイカスト製品の表面処理は同じようで全く同じではありません。
なぜならば、アルミダイカストというのは溶かしたアルミニウムを金型に通して成形する加工方法だからです。
そこでアルミダイカスト製品には適した表面処理を行う事になるわけです。

代表的なアルミダイカスト製品への表面処理としては、クロメート処理という強い酸化膜を作るという処理が行われる事が多いです。
クロメートはアルミと同じ銀色の表面処理もありますが、黒クロメートといって表面が黒くなる表面処理があります。
とても費用が安いため、他の表面処理を行う時の処理として多用されている方法です。

太陽パーツでは、ダイカスト技術を始め、あらゆる製造方法に精通し、お客様の製品づくりをサポートしております。
詳しくは、一度お気軽にお問い合わせください。

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