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組み立て加工の中のひとつカシメ加工とは?!(1)【機械加工について】
2016.10.24
【機械加工】
カシメ加工というのは、金属の板と板を接合する時の工法をカシメといいます。
一般的に金属と金属をつなぎ合わせようとしたら、ねじを使って止めようとしたり溶接をして止めようとしたりすること事もあるでしょう。
しかし実は、カシメとは溶接やねじといったものを使わないで接合する方法なのです。
もちろんすべての金属の接合にカシメ加工をするのではありません。
例えば金属だけど溶接をしようとすると破壊してしまう場合や、溶接をすると色が変わってしまうといった場合などに使います。
部品の中には金属の板にプラスチックの部品を接合する場合もありますが、こういう場合にも溶接をすると溶けてしまいますよね。
こうした接合する部品の特性によってはカシメ加工が必要なケースがあるわけです。
ではカシメ加工の特徴についてを簡単に説明いたしましょう。
ボルトやリベットなどの接合に必要な部品が不要である事!
通常だと接合するためにリベットやボルトを使うとなると、副資材が必要となりますが利用しないので用意する必要がありません。
また、接着剤などを使うこともありませんので接着剤にかかる費用を削減することが可能です。
意外と接着剤の費用はかさんだりするものですので助かります。
太陽パーツではプレス加工や板金加工などを行った時や、お客様のご要望の製品を作り組立をする時などに、製品に合ったカシメ加工を行っております。
詳しい加工や製品についてのご相談、お見積りなどがありましたらぜひ太陽パーツへお気軽にご相談くださいませ。