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切削加工の主な機能について

2016.11.18 【切削加工】

マシニングセンタが開発されてからは金属加工業界では飛躍的な進歩を遂げました。
現在多くの機械加工を行っている工場の多くが無人化となり、オートメーション化ができたのもマシニングセンタが開発されたからこそ実現できたと言っても過言ではないでしょう。
今回は、マシニングセンタの主な機能についてを簡単にまとめてみました。

・マシニングセンタの歴史
マシニングセンタは開発された当時はフライス盤にコンピュータ制御を組み込んで、半自動的に金属加工を行う事ができるコンピュータ制御の切削加工機械でした。
タレットという複数の工具を取り付ける事ができる部品を取り付けて、いちいち工具を付け替えるという手間を省いて加工を行うようになったのです。
それから程なくして現在のマシニングセンタの基礎ができ、工具を自動的に交換してくれる機能と、プログラミングで自動的に製品の加工を行えるようになったのです。
これによってこれまで時間がかかっていた加工が、短時間でスムーズに行えるようになったわけです。

・マシニングセンタの機能について
マシニングセンタは工具を自動的に選択して加工を行いますが、プログラマが最初に工具の設定や加工の手順などをすべてプログラミングします。
機械の種類によってはフライス盤で行っていた切削加工を、自動的に行うタイプのマシニングもあれば、3軸や4軸そして5軸の加工を一気に行う事ができる機械まであります。
加工する事ができる軸が多くなれば、チャックを使って旋盤と同様の切削加工を行う事ができるマシンもあるくらいです。
同じ精度の製品を大量に生産する事も可能です。その際にはオペレーターを必要とせず、自動的に製品の素材をチャッキングする機能を持ったマシニングセンタも開発されているからです。

・マシニングセンタの切削加工によって無人化ができる
現在ではマシニングセンタのプログラマさえいれば、あとはすべて自動的に加工を行ってくれるセッティングが可能なため、多くの工場で無人化ができるようになりました。
人件費の削減ができる分だけコストを削減する事が可能になり、結果的に安くて良い製品を手に入れる事ができるようになったわけです。
ちなみにマシニングセンタでの切削加工の技術は、自動車の重要な部分の加工はもちろんですが、プレスやダイカストといった製品の金型の製造にも活かされています。

いかがだったでしょうか? 今回はマシニングセンタの切削加工の機械の主な機能などについてを簡単に説明いたしました。
オートメーション化ができるようになったために、高い技術はそのままにコストを安く抑えて製品の製造や、金型の製造ができるようになったのです。
太陽パーツでは高い技術とコスト削減によって、金型の制作にも自信があります! 安く精度の高い金型をお求めの方は、ぜひ太陽パーツへお気軽にご相談ください。

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