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板金加工とプレス加工の違いとは【板金加工編】

2017.02.14 【加工について】

金属を曲げたり打ち抜いたりする加工方法と言えば、『板金加工』そして『プレス加工』と答える方が圧倒的に多いのではないでしょうか。
よくこの二つの加工方法は混同されがちですが、実際は板金加工とプレス加工というのは似ていて違う加工方法なのです。
今回はこの二種類の加工方法の違いについてを、簡単ではありますが説明していきましょう。

・板金加工とはどんな加工なのか?
まずは板金加工ですが、板金という言葉を見ればわかるように、板の金属を加工するのが板金加工です。つまり加工をする時には金属の塊ではなく板状の金属を使って加工をするのです。
加工の方法は「型抜き加工」「簡易成形」「曲げ加工」そしてレーザーによる「外形・型抜」です。
加工のための機械は人の手で行う機械を使っている企業が多く、NCを使って行う精密板金でさえ人の手を必要とするとてもデリケートな加工方法です。
どういった製品に適しているのかというと、試作品や急な図面変更があった時などには対応がしやすい加工法で、発注者にとってはイニシャルコストがかからないというメリットがあります。
金型を必要としない加工方法なのも特徴の一つで、ちょっとした曲げや抜き加工をしてほしいという要望に迅速に対応できるというのもメリットです。
ところが、板金加工はとても小回りがきく加工方法ですが、誰でもすぐに覚えられるというものではなく、どちらかというと職人が長年培ってきた経験がものをいう加工法です。
そのため技術力が必要となります。さらに人が一つ一つ加工をしていく製造方法なので、1日に製造できる製品の個数が限られてくるのも特徴の一つだと言えるでしょう。

 

太陽パーツでは精密板金はもちろんプレス加工にも自信があります。現在小ロットから大量生産までどうすればいいのか迷っている方は、お気軽に太陽パーツへご相談ください。

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