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複雑な形状の加工が出来る【切削加工】とは

2016.12.19 【切削加工】

切削加工は金属を加工するのに最適な加工技術です。
加工できる製品は数ミリのものから巨大なものまであり、さまざまな分野で試作品の製造などをしたりするのに利用されている加工技術です。
今回は切削加工ができる事をできるだけわかりやすく説明したいと思います。

 

・切削加工の機械について
まずはどんな機械を使って製品加工を行うのかというと、汎用旋盤に汎用フライスにNC装置がついたNC旋盤、マシニングセンタなども切削加工を行う機械です。
他にもペンチレスやキー加工を行う機械もありますし、歯車などの歯切をするための機械なども存在しているのです。切削加工ができる機械は製品の数だけ多いものなのです。
汎用旋盤や汎用フライスは職人としての技術力や経験が必要になり、これまでに多くの試作品を日本中の職人が作ってきましたが、近年ではより複雑な形状の製品を求められるようになったのです。
そのため複雑な形状の製品を造り出す事ができる切削機械もたくさん作られています。

・切削加工で加工できる金属
旋盤やフライスは刃物を使って切削加工を行います。チップやカッタードリルにエンドミルといった切削用ツールで削る事ができる金属や素材はなんだって加工する事ができます。
アルミニウム合金などはその代表的なもので、鋼に銅にステンレスにナック材にテングステン、ニッケルさらに樹脂などを専用に作成している企業もあります。
加工する金属や素材によって工夫が必要な事もあります。例えば硬い素材なのであまり早く削る事ができないとか、逆に柔らかい材質なので製品に傷をつけないように気を付けるなどが必要なのです。
薄い形状やより複雑な形状の製品を加工する事も可能です。
三軸の旋盤機械や4軸、5軸といった複雑な形状の加工ができる機械もあります。NCやMCなどのコンピュータ制御されている機械の場合は、段取りをする担当の方が段取りをして加工をする人は別の人といったように、役割分担をする事で作業効率も上がるのです。

・コンピュータ制御の切削加工は安定した製品が作れる
チップや刃物の交換をしっかりとしていれば、同じ精度の製品を大量生産する事ができるのが切削加工のメリットです。
もちろん製品の交換は人の手で行う事もありますので、全自動であったとしても1日に生産できる量は決まってきます。
ですが精密で複雑な形状をある程度小ロット作りたいという場合には、これほど適した加工方法はないでしょう。

 

太陽パーツでは様々な複雑な形状の製品を、切削加工によって加工しています。小ロットの試作品の加工の事でお悩みなら、ぜひお気軽にご相談ください。

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