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材料や目的に応じて異なる金型の種類【1】
2017.02.08
【加工について】
製品の図面があれば確かに金属加工のさまざまな技術を駆使して製品の生産が可能ですが、金型を使う事によって同じ製品でもコストダウンができるものも多いのです。
ところで金型を使って製品を作る技術は色々な製品や分野で利用されていて、大型の製品から小さな製品まで多岐にわたっているのです。
もちろん全てが同じ材質で作られているわけではなく、いろいろな金属や素材で作られています。
そして金型も全てが同じように作られているのではなく、用途や材料によって大きくわけて5種類にも分かれているものなのです。
1.ダイカスト金型
鋳造の一種ですが、より複雑で多種多様な製品を造り出す事ができるのがダイカスト金型です。
自動車部品や航空部品、そして船舶や鉄道部品など様々な重要部品を生産しているだけではなく、家庭用品や家電製品などにも対応しています。
ダイカストは金型製造の最たるもので、日本の工業や生産業を支えている技術であると言えます。
2.プレス金型
金属板の材料を金型に挟んで圧力をかけて成形する技術で、自動車のボディーなどに利用されている高い生産性の技術です。
抜き方、曲げ、絞り、圧縮などの技術があり、製品の形状や用途に合わせて金型を製造して利用します。
精度の高い製品を大量生産できるので、多くの製品に利用されている金型なのです。
次回は残りの3種類をご紹介いたします。
金型を利用しての製品の生産に関してお悩みの方は、ぜひ太陽パーツへご相談お問合せくださいませ。