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板金加工とプレス加工の違いとは【プレス加工編】
2017.02.16
【加工について】
今回は前回に引き続き、板金加工とプレス加工の違いについてお話いたします。
・プレス加工とはどんな加工なのか?
一方でプレス加工というのは雄雌の金型を製造して、その二つの金型の間に加工する金属を挟んで、強い圧力をかけて製品の成型を行う加工技術です。
人の手で圧力をかけるのではなく機械が行ってくれるので、製品にばらつきが出にくい加工技術であると言えるでしょう。
安定した製品を短時間で加工できるので、大量生産にとても向いている加工方法です。
そして短時間に製品を大量生産できるため、製品一つの単価が安く済むというメリットがあります。
もちろん良い事ばかりではなく若干のデメリットはあります。それは金型を作るので急激な図面の変更をするのは難しいでしょう。
新たに金型を作る必要があるため、どうしても時間がかかってしまうのは確かです。
・二つの加工を上手に利用するのがおすすめ
どちらで制作をしたらいいのか迷うところですが、最初から大量生産を必要とするケースは少ないですので、最初の段階では精密板金などで加工をしてもいいでしょう。
生産数が上がってきて板金では製造が間に合わなくなってきた段階で金型を作り、プレス加工で大量生産に移行するというのが余計なコストがかからず、スムーズに移行できるのではないでしょうか。
太陽パーツでは金型の製造から製品の生産までを一貫して行う事ができ、コストの削減にも貢献できるので、プレス加工についてもお気軽のご相談ください。