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アルミの表面処理【アルマイト】って?

2017.03.27 【加工について】

アルマイトとはアルミニウムの製品が変化したり傷ついたりしないようにするために、表面をコーティングする表面処理の事を言います。
アルミニウムというのは軽くて柔らかくて加工がしやすい素材であるというのは有名な事ですが、そのためせっかく加工をしてもちょっとした衝撃で傷ついてしまったりするのです。
それを阻止するために、アルマイトという表面処理を行うわけですが、アルマイトをする事によってアルミにどのような変化があるのかを、簡単に説明していきましょう。

まず、アルマイトというのはペンキなどのように、アルミニウムの周りを何かでコーティングするという技術ではありません。
アルマイトは、アルミニウムの素材を電極溶液に着ける事によって、人工的に固くて美しい酸化皮膜を作るという表面処理の方法なのです。
ちなみにこれはアルミニウムの特性を活かした方法で、もともとアルミニウムというのは酸化しやすい特性を持っています。
普通の状態で空気に触れてさえいれば、20μの皮膜ができているものなのです。
アルマイト処理はそれを人工的に行う事ができるわけです。上部で美しい仕上がりになるのですが、製品によってはアルミニウム本来の色ではなく、黒などの色を付ける事も可能です。
アルマイト皮膜の間には小さな孔が開いているので、そこの隙間に染料を入れる事でお好みの色でアルマイト処理ができるようになったのです。
そしてアルマイト処理には通常のアルマイト処理と、硬質アルマイトというのがあります。この硬質アルマイトというのは通常のアルマイトよりも皮膜を厚くしてあるので、固く仕上げる事ができるのです。
どちらにするのかは、製品に使い道によって決めるといいでしょう。

太陽パーツではアルミニウムの表面処理も得意としています。より美しくそして強度のある製品に仕上がるような、アルマイト処理もお任せください。
価格についてや納品についての見積もりは、ホームページからお気軽にお問合せください。

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