ブログ
金属加工の重要な分野を占める「塑性加工」ってどんな加工?【前編】
2017.04.04
【加工について】
金属加工の加工方法の中で、塑性加工という加工があるのですが、塑性加工とはいったいどんな加工の事を言うのでしょうか?
簡単に説明すれば、塑性加工というのは切削機械などを使って加工するのではなくて、金型などを利用して金属を高い圧力で押しつぶすようにして形を転写する加工技術の事を言います。
よく皆さんが知っている言葉で言えば、塑性加工というのはプレス加工の事を指していいます。
ちなみに塑性というのはどういう意味なのかというと、金属の場合は一定の力を加えてしまうと、その状態から元の形に戻らない性質の事を言います。
塑性加工をするためには、オスとメスの金型を作ってプレス機の上下に取り付け、間に金属の板を挟んで強く圧力をかけます。
すると、その形状通りに金属が加工されていくのです。この加工方法によって、大量に同じ形状で同じサイズの製品を作り出すことが可能になるわけです。
塑性加工に適しているのは自動車部品などがそうですね、さらに基盤などを大量生産する時にもプレス機械が使われています。
太陽パーツでは、プレス加工にも強みを持ち、お客様の目的の形状、製品づくりをサポートしております。
プレス加工を含めた金属加工、機械加工のことは、どのようなことでもお気軽にご相談ください。