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自動車や家電などの部品を製造するダイカスト金型

2017.05.23 【ダイカスト】

日本の製品は世界に誇れる技術によって作り出されています。数ある技術の中でダイカストの技術の発達は目覚ましく、今では自動車や家電製品の部品の製造に欠かす事ができません。
ダイカスト製品といっても様々な製品があります。そして製品に使われている素材も種類が多いものなのです。

アルミニウム合金や亜鉛合金はその代表的なものですが、最近ではプラスチック製品を加工するのにも、ダイカストの技術が使われるようになったのです。
そんなダイカストは大きくわけると3つの部分で構成されていて、どの部分も重要なものなのですが、中でもダイカスト金型は非常に重要な役割を持っているのです。
ダイカスト金型は製品を左右するとても重要な部分です。ダイカスト金型は二つの型を合わせて使うのですが、二つの金型を合わせると隙間ができます。
その隙間の事をキャビティと言い、この部分に溶けた材料を高圧で流し込んで、製品を金型の形に成形していくのです。
溶けた金属が流し込まれる部分は熱に強い処理を行い、他の金型部分よりも傷みに強く作られているのです。
ダイカスト金型は合わさる二つの型を使って製品を加工しますが、実はその金型もたくさんの重要な役割を持った部品で構成されているのです。
簡単に説明すると、固定主型という固定された側の金型には、固定入子にスプールブッシュ、スライドストッパーや傾斜ピンが収まるようになっています。
そして可動主型にも可動入子にスライドコア、スプールコアそれとスライドホルダーが収まっています。
そこに可動中子やスプールブッシュ、冷却リング、スプールコア。押出板前板や押出後板やダイベースなどがついています。
これらの部品はそれぞれに必要な強度や表面精度が必要となり、それぞれが完璧に働いて精度の高い製品を作り出す事が可能になるのです。
ただし、これらの全ての構造を兼ね備えるために、大きなベース部分を必要としますので、どうしても金型の費用が高くなってしまいがちになるわけですね。

太陽パーツではダイカスト金型をセパレートタイプにする事によって、これまでの金型のおよそ半分の費用でダイカスト金型を作る事ができます。
エコダイカストについての詳細が知りたい方は、太陽パーツにお気軽にご相談ください。

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