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プラスチックなどを加工する射出成形

2017.05.31 【射出成形】

部品の加工を行う時に使う材料の中には、金属を使って作る部品とプラスチックを使って作る部品とがあります。

金属で作る部品というのは様々な加工方法があるものなのですが、プラスチックの場合はそんなにたくさんの加工方法があるわけではありません。
プラスチックの加工方法は切削、または射出成形という方法で加工を行います。
射出成形の方法はいたって簡単で、プラスチックを熱して柔らかくし、それを圧を加えて金型の中に注入していきます。
そして冷やして固めれば出来上がりです。簡単に言えばプラスチックの射出成形というのは意外とシンプルな製造方法だと言えるでしょう。
ただしプラスチックの射出成形というのは材質の融点によっては、高速でかつ高圧で金型に充填する必要があるのです。
そのためプラスチック成形を行う場合には、高い技術が必要となるわけです。
ちなみに高圧で高速で充填する方法で加工するのは、熱可塑性プラスチックが材料の時で、融点が高温になるのはいけません。
粘度を低下させつつ金型に充填する必要があるわけです。

一方で熱硬化性プラスチックの場合には50度前後に熱して溶かし、それを熱した金型に流し込んで冷やして固める事で製品を作ります。
これらプラスチックの射出成形によって部品加工を行う事によって、大量生産を実現する事ができました。とても素晴らしい技術なのです。
言葉で聞いただけではわかりにくいのですが、プラスチックの射出成形は金属のダイカストとはまた違った技術です。
金型を使って製造するという部分では同じなのかもしれませんが、プラスチック射出成形は金属よりも低い温度で方に流し込まれて製造されているところに違いがあります。
プラスチックの射出成形によってどんな部品が作られているのかですが、医療部品から工業用部品、家庭で使われている製品などあらゆる場所に使われている技術です。
私たちの生活には欠かす事ができない製造方法、それがプラスチック射出成形という技術なのですね。

太陽パーツでは金属以外のプラスチックの射出成形も行っています。金型の製作も行っていますので、お気軽にお問合せ下さい。

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