太陽パーツ株式会社 機械部品、住設機器の設計・製造

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私達の生活に欠かせない5種類の「金型」 ~その1~

2017.06.22 【加工について】

私たちの暮らしはとても豊です。便利な製品に囲まれて暮らしているので、昔の人とはくらべものにならないくらい生活がしやすいですよね。
そんな暮らしに便利な機械も全て、小さなたくさんの部品によって作り出されているのです。例えば自動車について考えてみると、自動車にはたくさんの部品が使われていますね。
その中でも最も重要なエンジンですが、ダイカストの技術を使って部品が作られています。エンジンだけではなく他の部品もダイカストで作られているのです。
もちろん他にも数多くの製品に使われている部品にもダイカストや他の技術を駆使して作られています。
例えばプレス機械であったり射出成形であったり、先ほどお話ししたアルミダイカストもそうですし、大きな製品にあると砂型鋳造という技術や、鍛造といった技術も使われています。
さて、これらの加工技術に共通しているのは何かわかりますか? 実はこれらの技術には全て「金型」が使われているのです。
これらの金型についてを2回に分けて簡単に説明いたします。

まず射出成形ですが、射出成形はプラスチックの部品などを大量生産する時に使われている技術で、射出成形の他に圧縮成形や真空成型などの製造法があります。
射出成形の金型は金型の中に溶けたプラスチックを高圧で射出します。金型の中でプラスチックが冷え固まって部品が完成します。
圧縮成形というのは熱硬化性樹脂という素材を使った時の製造法の一つです。フェノール樹脂やメラミン樹脂などの加工に使われています。
真空成型はプラスチックシートを使って成形する方法で、真空状態を作って金型とシートを密着させるという方法です。
次にプレス金型ですが、プレス金型というのは大きな製品のフレームなどを作る時に使われる技術です。
例えば自動車のボディーなどはプレス機械で製造されますが、金属板などの素材を上下に分かれた金型で挟み込み、高圧でプレスして形状を変化させます。
かなり大きな部品の製造ができるのが特徴で、自動車だけではなく様々な大型の乗り物のボディー部分を製造しています。

次回は残りの金型について説明いたします。太陽パーツでは多くの金属加工を行っていますが、特に金型に関しては高い技術を持っています。

 

 

 

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