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金属を加工する「鍛造」と「鋳造」の比較

2017.07.27 【加工について】

金属加工の中でよく出てくる言葉ですが、『鋳造』と『鍛造』はどちらも金型を使って製品の加工を行う技術です。
ですが鍛造と鋳造という二つの生産方法は似ていて非なるものです。どちらも大量生産を可能とする技術ですので、どちらの方法で製品を作ろうか迷う事もあるかもしれません。
そこでそれぞれがどんな製造方法なのかや、それぞれの技術を比較してどちらの方法がどんな製品に最適なのかを見てみましょう。
まず、鍛造という技術ですが、鍛造というのは金属を金型で叩く事によって、金型の形状を転写するという製造方法です。
一方で鋳造というのは解けた金属を金型に流し込んで、冷やして固める事によって金型の形状を転写するという製造方法です。
この二つの加工技術の決定的な違いというのはやはり『強度』でしょう。
鍛造という方法は金属を金型で叩いて転写するため、より金属が凝縮されるため強度が強い製品ができます。
一方で鋳造は空気を巻き込んでしまったりして気泡が入ってしまう事もあるので、鍛造よりも強度や粘りの面で弱さがあると言えます。
もちろん鍛造の方が優れているというのではなく、それぞれにメリットとデメリットがあるものなのです。
鍛造は強度は高いですが鋳造よりも若干コストが高いのがデメリットでしょう。多少時間がかかるというのもデメリットだと言えるでしょう。
一方で鋳造の方は短時間で大量生産が可能なので、コストが安くできるて生産スピードが高いというのもメリットだと言えるのです。
それぞれのメリットとデメリットをよく考慮して、鋳造で生産するのか鍛造で生産するのかを検討されるといいでしょう。

詳しくは太陽パーツへお気軽にご相談ください。どちらで生産すればより良いのかを含めて、しっかりと検討する事ができるでしょう。

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