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金属加工のひとつ【溶接加工】は熟練の技が必要!?

2017.07.31 【加工について】

金属で製作した部品とやはり金属でできた部品を接着する方法はいろいろとあります。例えば穴を開けてねじ止めをするとか、溶けた金属を接着剤のように使う溶接があります。
溶接加工というのは金属加工の一種で、さまざまな分野で利用されている技術でもあります。ただし誰にでもできる技術ではなく、溶接工の腕が良ければ良いほど違いが出る加工技術です。
溶接できる金属は多種あるのですが、特に難しいとされているのがアルミの溶接で、他の金属よりも融点が低いために溶接する時に部品が溶けてしまったりする事もあるのです。
この事からアルミの溶接には高い技術を必要とします。ではなぜアルミの溶接は難しいのかを、簡単に説明いたしましょう。
まず、アルミの融点は他の金属よりも低く、鉄の融点が1,538℃でチタンの融点が1,727℃、銅の融点が1,083℃、そしてアルミの融点は660℃なのでおよそ半分の温度で溶けだしてしまいます。
そのためアルミの溶接をするときには、溶接の熟練した技術やこれまでの知識が必要になってくるのです。
だからアルミの溶接を依頼すると、一般的な金属を溶接する時よりもコストがかかってしまうというわけなのです。
つまりアルミの溶接のポイントはコストと技術という事になります。
普通アルミの溶接をするのに鉄を溶接する時と同じ溶接の器具は使いません。アルミの溶接にはTIG溶接が使われる事が多いのです。
TIG溶接を使っていても技術が無ければ美しい仕上がりにはなりません。だからこそアルミの溶接には熟練した技術を持っている必要があるのです。

太陽パーツではアルミの溶接の技術に優れています。お客様のご要望に応じた加工や溶接を行えるだけの、熟練した技術者がそろっているのでお役に立てます。
アルミの溶接の事でお悩みの方は、ぜひ太陽パーツへお気軽にお問合せください。

 

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