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板金加工で最後に行う色々な表面処理

2017.08.08 【板金加工】

私たちが便利な生活を送っている影には、金属加工業が大活躍しているという事は多くの方がご存知の事でしょう。
その中でも板金加工は早くて安くて量産できるというメリットから、多くの生活用品や自動車部品などに活用されている加工技術です。
板金加工がなぜこれほどまでに利用されるようになったのかというと、板金加工は仕上げのための表面処理で製品を美しく装飾する事ができるからというのも理由の一つです。
板金加工で打ち抜きや切断加工を行った製品は、研磨されて余計なバリを取り除かれていき、最後の処理として表面処理をしっかりと行います。
板金加工で作られた部品の表面処理は、部品の原料の金属によっても変わってきますが、三価クロメート(黄色、白、黒)、ニッケル、無電解ニッケルなどもあります。
さらに三価アロジンやアルマイト(白色)やアルマイト(黒)そしてカラーアルマイトなどが存在しています。
なぜ部品に塗装をするのかというと、耐摩耗性に優れ錆びずにくく、傷がつきにくくなるというメリットがあるからです。
それに表面処理をすると見た目もとても美しいです。ではそれぞれの表面処理についてを簡単に説明いたします。
クロメートという表面処理はクロム酸塩を使って皮膜を作り、耐蝕性と変色を防止する作用があります。無電解ニッケルやニッケル処理も同じように耐蝕性と変色防止の効果があります。
アルマイトは耐腐食性をたかめ、傷つきにくくしてさらに耐摩耗性が高い表面処理になります。他にもさまざまな表面処理技術があります。
もちろん自然発色できるタイプの表面処理も多数あります。その部品の材質を考慮して最も最適な表面処理を行う事で、丈夫で長持ちする部品を製造できるでしょう。

 

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