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押出技術にとっての「ダイス」の重要性とは?

2017.08.21 【アルミ押し出し】

押出技術はどれか一つが長けていれば良いという事ではなく、それぞれがその役割をしっかりと果たす事によって、より良い製品を作り出す事ができるのです。
でもその中でもダイスが特に重要となっている事は間違いありません。なぜならば、押出技術では柔らかくなったとは言っても金属を金型(ダイス)に押し込んで製品にするからです。
製造方法を見るとまるで「ところてん」を作っているかのように見えるかもしれませんが、形状が複雑化すればするほど安定した製品を作るためには技術が必要になります。
押出技術は日々進歩していると言われていますが、初期の頃のダイスは単体のものが多かったため、簡単な形状の製品を作るのが一般的でしたが、最近ではいくつかのダイスを組み合わせて複雑な形状の製品を作れるようになりました。
ダイスの進化によって、それまではパイプ材を造ったり、建材を造ったりするのがメインでしたが、それ以外の難しい形状の加工にも利用されるようになったのです。
また、押出技術ではダイスに柔らかくなった金属(アルミ合金など)を押し通す時に、メタルフローが出たりするという特性があるので、メタルフローを抑えるために製造方法を選択する必要もあります。
さらにダイスの中に必要な形状のダイスをセットして、驚くほど複雑な形状の製品を大量生産できるようになるのです。
複雑な形状の押出製品は精密機械の部品などにも使われています。パソコン用の部品やヒートシンクなどの部品も、今や押出技術によって作られるようになったのです。
このように複雑な形状の製品を作り出す事ができるのも、ダイスが飛躍的な進化を遂げたからです。しかもダイスが複雑化したおかげで二次加工を必要としない製品を作る事だってできるのです。
さらに、一体化して作る事ができるので製品も強度が高いものを作る事ができるようになったのです。
これらの事からわかるように、押出技術にとってダイスのもつ重要性は非常に高いと言えるのではないでしょうか。
太陽パーツでは複雑なダイスの製作から製品の生産まで、一貫して行う事ができるのでコストの削減を検討中なら、ぜひ太陽パーツへお問合せください。

 

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